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適用馬力160のプラソイラを90馬力のトラクターで使ってみた

土づくり

はいこんにちわ。

秋肥の散布も無事終わりましてそろそろシーズンオフです。

今年は梅雨が長く、排水性に課題が出た圃場が多かったため、プラソイラをかけることにしました!

 

使用機器のスペック

トラクター

  •  ジョンディア 2850(87馬力)

プラソイラ

  • スガノ 6Q5MS   (現型番はJ805BE)
  • 適用馬力80~160馬力
  • 作業深40~80cm

 

装着するとこんな感じ。

トップリンクは限界まで短くしましたが爪が地面スレスレ・・・

 

今回使ったプラソイラは近所の離農された農家さんに15万で譲ってもらったものです。

新品で買うと50万以上するはずなので、中古とはいえ安く手に入ったかなと。

ただスペックだけ見ると深く入れるにはトラクターの馬力がだいぶ足りません。

 

装着した時にたまたま来ていた機械屋にも聞いてみましたが、

こんなデケェの引っ張れるわけねえじゃん。無理だよ!

とバッサリ・・・・

 

しかし!

ウチで一番デカいトラクターがこいつなのでこれでやるしかない!!!

プラソイラはサブソイラほど馬力いらないって言うし、

このプラソイラの最大作業深が80cmなのでちょっと浅目に刺して60cm位までなら引っ張れるんじゃないか???

 

そんな淡い期待を込めながら作業開始!

レッツ!プラソイリング!!

 

作業前の畑

作業前の畑はこんな感じ。

堆肥撒いてロータリー掛けた後です。

どの位の深さまですんなり入るのか棒をぶっ刺してみたところ・・・

およそ20cm。

これがどこまで深くなるかワクワクさんだ!

 

さあ!作業開始ッッ!!

遂に作業開始。

油圧を一番下までおろして発進してみたところ・・・

 

ぬわぁっ?!

前輪が浮き上がってウィリーしてしまいました。

やはり爪が深く刺さってしまった模様。しかし諦めるわけにはいかない。

 

気を取り直して再トライ。

今度は少しずつ油圧を下げながら発進!

 

お。おっ。お~!進んだ!!!

モリモリと土を動かしながら進んでいきました!!

しかし調子に乗って深くし過ぎるとすぐにウィリー。

ちょうどいい深さを探して何とか作業完了!

 

作業後の畑

作業後の畑はこんな感じ。

5本の爪が通った跡が確認できます。

 

さあどれくらい深く入ったんでしょうか?

今回は実際に爪が通った箇所と、爪と爪の間2か所に棒を刺してみました。

 

プラソイラは爪の通った箇所だけでなく、隣接する土にも隙間を作ると聞いているので

実際に爪が通ってない箇所にも変化があるはず!!

と思って測ってみました。

 

まずは実際に爪が通った箇所!

ズブズブ入って60cm!!

十分に破砕効果が期待できる深さまで爪が入ってくれたようです!!!

ヤッター!!!!

 

お次は爪と爪の間。

こちらは35cmくらい。

作業前は20cmだったのでやはり隣接する土にも効果があったようです!

 

やってみた感想

というわけで今回は60cmまで入れるには馬力が足りないと思われるトラクターでしたが

何とか作業をすることができました。

傾斜のある別の畑で、下り坂を利用して引っ張ったら70cmまでイケました!!

 

ただこいつの本来のスペックである80cmはやはり到達できませんでした。。。

 

とはいえ!160馬力も必要か??と聞かれたらそんなにはいらないかな。

多分120馬力もあれば80cmは余裕

上り坂+土が濡れてて重いって時に初めて160馬力が必要になりそうな気がしました。

 

とはいえ!!!!(ここから大事!)

メーカーが想定していない使い方は思わぬ事故につながる可能性があります。

今回の僕のウィリーも危ないし、危機に予期せぬ負荷をかけている場合もあります。

作業実施の判断は自己責任で行い、なるべく無理のないように行いましょう。

 

では!引き続き農業頑張りましょう!

オー!

 

以上!!!!


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