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認定農業者とは?申請方法とメリット・デメリット

制度の知識

認定農業者とは?申請方法とメリット・デメリット

 

こんにちは。

この世の中には農業に対する助成金制度や優遇制度が沢山あります。

農業に従事する者としてはありがたい限りですね。

しかし色々調べて見たところ実は制度を利用するには認定農業者じゃなきゃいけないケースが結構ありました。

 

 

ん?俺は認定農業者じゃないぞ?

めんどくさそうだけど、なったほうが良いのか?

 

 

そこで今回は認定農業者とはなにか?

認定農業者のメリットとデメリットは??

認定農業者になったほうがいいの???

といった疑問について調べてみたのでまとめました!

 

認定農業者ってなに?

まずは農水省のHPの引用を見てみましょう。

認定農業者制度は、農業者が農業経営基盤強化促進基本構想に示された農業経営の目標に向けて、自らの創意工夫に基づき、経営の改善を進めようとする計画を市町村が認定し、これらの認定を受けた農業者に対して重点的に支援措置を講じようとするものです。

<農林水産省HPより引用>

 

つまり認定農業者とは市町村が認めた農家で、国や市町村からの援助を重点的に受けられる人なんですね。

いいじゃん!

認定農業者になるには??

なり方はとってもシンプル。

農業経営改善計画を書いて市町村(役場)に提出し、それが認められれば晴れて認定農業者です。

 

<引用:農林水産省HP http://www.maff.go.jp/j/kobetu_ninaite/n_seido/nintei_gaiyou_tx.html>

その農業経営改善計画5年後を見通して以下の要件を盛り込んで記入する必要があります。

 

  1. 計画が市町村基本構想に照らして適切なものであること
  2. 計画が農用地の効率的かつ総合的な利用を図るために適切なものであること
  3. 計画の達成される見込が確実であること

 

認定するのは市町村なので、その市町村が定めている基本構想に沿った内容にする必要があるってことですね。

 

市町村ごとに基本構想ってのがあるんだ。

 

基本構想は市町村によって異なるので役場と相談しながら書き進めるのが良いと思います。

まあ地方であれば大体が耕作放棄地の問題を抱えていたりするので、荒れ地を利用して規模拡大する的な方向で書けば大きく外れないと思います ^^

 

有効期限は5年

5年先を見据えて計画を作成するので、一回の申請での認定期間は5年です。

5年たったら再度計画を提出する必要があります。

その際は前回の計画がしっかり達成されたのか?というところも認定の焦点になってくると思うので、実現できそうな計画にしましょう。

 

またもし計画を達成できなかった場合も、しっかりと原因を説明できるようにしておきたいところです。

認定農業者と認定就農者

似たような制度で青年等就農計画制度と言うのもあります。

こちらは認定就農者になるための制度で、都道府県からの認可が必要です。

<引用:農林水産省HP http://www.maff.go.jp/j/new_farmer/nintei_syunou.html>

 

  • 認定農業者既に農業をやってる人が、経営改善計画市町村に認定してもらう。
  • 認定就農者これから農業を始める人が、青年等収納計画都道府県に認定してもらう。

という違いがあります。

 

ちなみにどちらも主な目的は公的資金の補助や低金利の融資になります。

どちらでも使える制度もありますが、認定就農者の方がゼロから農業を始める分、補助の種類も少し多いです。

ただその分計画もしっかりしていないといけないので、ちょっと手続きは大変かもしれませんね。

認定農業者のメリット・デメリット

 

申請方法はわかったけど。実際どんな支援が受けられんの?

いい事だらけでもないんでしょ??

 

 

と思ったのでメリデメも整理しました!

メリット

認定農業者が受けれるメリットの中で、僕が魅力を感じたものをいくつかピックアップしました!

◆農業経営基盤強化資金(スーパーL資金)

農地取得や機械・設備の購入。人件費支払いや負債整理等あらゆる用途に使えるお金を個人なら3億円、法人なら10億円まで借りれてしまう。

返済期間は25年以内(うち措置期間10年)で金利は破格の0.16%~0.30%!

 

普通の銀行なら個人では1000万借りるのでやっと。

しかも金利は2%以上は掛かってしまうので、農業に関連する融資ならばこのスーパーL資金が良いですね!

 

◆経営所得安定対策(ゲタ・ナラシ対策)

麦・大豆・米などの特定品目のみが対象ですが、肥料費などで原資割れが起こらないように、生産量に応じて直接お金がもらえるゲタ対策

 

また価格が大きく下がってしまった場合の保険金を国3:農家1の割合で集めておくナラシ対策

 

対象となる品目を扱う場合は利用必須レベルの制度だと思います。

◆農業者年金制度

確定拠出型の年金制度で掛金控除もある魅力的な農業者年金ですが、認定農業者なら最大1万円の国庫補助が受けられます!

 

農業者年金の掛金は20,000円/月~67,000円/月なんですが、「月に20,000円も払えないよ。。。」という人のために10,000円/月までの国庫補助があるんです。アツい!

 

その補助を受ける条件の一つに認定農業者であることというのがあります。農業者年金を検討しているけど掛金で悩んでいる方は解決の手段になるかもしれません。

 

◆農業経営基盤強化準備金制度

価格安定制度等で給付された補助金を、農業のために積立てておくと、その積立金は税金控除の対象になるという節税制度。

 

経営規模が大きくなるにつれて節税は必須になってくると思うので、こういった節税制度はありがたいです!

 

ただ控除になるのは公的資金として助成されたお金だけっぽいです。つまり普通に野菜を打った稼ぎを積立てても控除対象になりません。

他の制度と合わせてうまく利用していきたいですね。

 

デメリット

一方でデメリットになるかなと感じる部分もいくつか。

◆5年に一度更新が必要

さっきも書きましたが5年間の計画を提出するので、当たり前ですが5年後には再提出が必要です。

さらに計画がある以上は、実際に計画通りにできているか評価する必要もあります。

 

認定農家になっておしまいではなく、これまでなかった手続き等の手間が増えます。

人によってはその辺りを煩雑に感じてしまうかもしれません。

 

◆自由気ままな農業ではなくなる

基本的に「これからバリバリ農業で稼いでいくぞ!」という人を応援する制度なので、計画の遂行や今後の事業拡大は必ず求められてきます。

 

その点で「のんびり自分に合った農業を末永く続けていきたい」といった、所謂スローライフを目指して農家になるような方にはおススメできない制度なんじゃないかなと思います。

 

◆注目されやすい

認定農業者として認められているのはまだ少数です。

認定農業者になると地域ではもちろん期待されるでしょうし、良くも悪くも注目もされそうです。

時には町内会の役職などに抜擢されるなど、農業と関係ないところでの役も担わなくてはならないかもしれません。。。

結論

いろいろめんどくさい事もあるかもしれませんが、これから農業で稼いでいこうと思うのであれば、認定農業者になるべきだと思います。

 

デメリットで上げたような煩雑さというのは、バリバリ仕事をする上ではどんな業界でも少なからずあるしね。それくらいのことでガタガタ言ってられないでしょう!

 

これから新しい制度ができたときにも優遇される可能性あるしね!

 

てなわけで僕は認定農業者の申請をしてみようと思います!

以上!

 


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