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畑の排水対策ですべきこと

知識

いやあ久々に雨がふってますね。

雨が降ると畑作業ができないので大手を振って休めるってもんですわ!!がははは!

 

こんにちわ。

 

てなわけで今日は水についてのお話。

 

超重要!畑の排水対策について

排水対策が必要な理由

排水の悪い畑では良い作物はできません。100%出来ません。

 

じゃあなんで排水対策が大事なんでしょうか?

水がはけずに畑が水びたしになっていると・・・

  • 土が還元状態になり、根から養分吸収ができない。
  • 湿度が高くなり菌が繁殖しやすい。
  • 作物に水が付いて傷んでしまう。
  • 土の液相比率が高くなり、根っこが張れない。

などなど作物の生育上よくないことだらけです。

 

どんなにいい肥料を撒いて、どんなに防除を徹底しても 排水対策が出来ていない畑では良い作物はできません。

では排水対策にはどのようなものがあるのでしょうか。代表的なものをいくつかご紹介します。

明渠での排水対策

排水対策のもっとも代表的なものが明渠(めいきょ)での排水だと思います。

 

明渠ってなに?

日常生活で聞かない単語ですよね。
簡単に言ったら「溝」のことです。
畑の脇や水がたまる部分に溝を掘って、その溝に水を逃がしてしまうやりかたですね。
作業も比較的容易にできて、且つ効果がすぐにでる対策なので、排水に困っている畑があったらまず明渠での排水対策をお勧めします。

必要な道具

①鍬(くわ)・スコップ
 家庭菜園や数畝程度の面積であれば簡易的な明渠でも十分に効果があります。費用もそんなに掛からない鍬(くわ)とスコップで十分だとおもいます。
②管理機
 少し大きな畑になると鍬ではしんどいです。そうなると今度は管理機が良いでしょう。
 本来は除草に使う機械ですが明渠作成にも使えます。
以下の動画は拾いものですが参考にしてみてください。

③溝堀機
 大がかりな明渠になってくると溝堀機の出番です。
 こちらはトラクターのアタッチメントとして使用するタイプですが、種類は色々あるみたいです。深さで言ったら30cm~40cmくらいですね。溝掘り機
<引用:スガノ農機HP https://www.sugano-net.co.jp/products/ditcher/>
④重機
それより大がかりなものとなるとバックホーなどの重機での溝掘りとなります。
ここまで来るとかなりお金もかかってきますね。ガチ勢の所業です。

暗渠での排水対策

明渠は見た目にもわかりやすく効果も高いですが、溝ができたところは作付けもできないし、通行もできません。畑の使い方が制限されてしまうというデメリットもあるわけですね。

 

そんな時には暗渠(あんきょ)の出番です。

こちらは明渠より手間はかかってしまいますが、土の中にパイプなどを埋め込んで、そのパイプで水を畑の外に導いて排水するというやり方です。

 

日常生活でも水道管とかが地中に埋まってるじゃんね。あれも暗渠の一種みたいなもんですわ。

 

必要な道具

①透水性暗渠パイプ

作り方としては明渠と同じように溝を掘って、その中にパイプを埋めておしまいです。

パイプは透水性の暗渠パイプがあります。ホームセンターなどでも売っています。

がこのまま埋めると細かい土とかがパイプの中に侵入して詰まっちゃいます。

なので透水シートをパイプに撒いて、水だけを通すようにしてから埋めましょう。

 

透水シートがやや高いぜ。。って方は水はけのよい防草シートでも代用可能ですのでそっちでもオケケ。

 

ただし

畑の中に暗渠を作るなら、作付けするところよりも深いところに埋めないとダメです。

根っこが張れなくなっちゃうのでね。

育てる作物にもよりますが、少なくとも40cm以上の深めの溝が必要です。こりゃ大変。

 

 

②カットドレーン

手で深く掘るのは大変ですよね。そんな時こそ機械です。

こちらのカットドレーンと言う機械。

トラクターのアタッチメントでつけて引っ張るだけで暗渠ができてしまうという!

これほしい!!!

 

使ったことはないですが、かなり便利そうですね!

DSC466

<引用:株式会社北海コーキHP https://hokkai-koki.sakura.ne.jp/productslate/kcdm/>

 

ただ結構な馬力のトラクターじゃないと引っ張れなそう。。。

使ったことある方、使い勝手教えてください。

 

硬盤破壊

これは明渠、暗渠とはちょっと違ったアプローチ。

溝を切って畑の外に流すのではなく、畑の地下に浸透させてしまうという発想です。

 

畑ってのはトラクターで作業に入ったり、ロータリーで叩いたりと知らないうちに硬盤という層ができてしまっています。その硬盤層を破壊したり、ひびを入れたりすることで水はけがよくなるんです。

 

必要な道具

硬盤層は植物が根を張る作土層の下にあるので、ちょっと手作業では破壊できません。破壊はトラクターにつけるアタッチメントで行います。

①サブソイラー

「爪」とよばれているものですね。トラクターにつけて引っ張ることで硬盤を破壊することができます。小さめのものもあるので馬力の低いトラクターでも引っ張ることができます。

「サブソイラ」の画像検索結果<引用:スガノ農機HP https://www.sugano-net.co.jp/products/ditcher/>

②プラソイラ

サブソイラーが爪で破壊していくのに対し、こちらは破砕+下の土を上に持ってくるという効果があります。

 

一般的にサブソイラーより破砕効果も高いと言われています。

更に下の土が上に上がってきた分だけ土の中に隙間ができて、土の中の密集度が改善されるため、排水性があがります。

が大きいものが多いのでトラクターの馬力も必要になってきます。

プラソイラ<引用:スガノ農機HP https://www.sugano-net.co.jp/products/ditcher/>

 

③緑肥

トラクターがない場合は緑肥での硬盤破壊もGOOD。

ムギやソルゴーなどと言った緑肥は根っこが普通の作物よりも深く・強く張るので、硬盤も破壊してくれます。

育った緑肥は畑に鋤き込むことで、畑の栄養にもなります。一石二鳥ですね!

団粒構造の形成

土づくりからも排水対策ができます。

堆肥などの素材有機質を土に投入することにより、団粒構造が形成され水はけもよくなります。

加えて根張りもよくなるし、もう最高!って感じです。

 

団粒構造ってなんだ?

という方はこちらの記事でまとめてありますので、読んでいただけると知識が深まるかと思います!

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といった具合でいろいろ紹介しました。排水対策のアプローチはさまざまなので状況に合わせて実施していくとよいですね!

 

んじゃ!


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