スポンサーリンク

極寒ハウスでもレタス発芽?!考えられる2つの理由。

産地情報

こんにちは

 

本日も産地情報のお届け!

3/16に撒いた種の行方は?

てなわけで3/16に撒いた種たちはどうなったのでしょうか??

通常、条件が整えば2~3日で発芽するといわれています。

温度は確保できた??

レタスの発芽適温は15℃~20℃らしいんですが、朝方のハウス内の気温は・・・・・

 

-7℃!!

 

さむっ!!外と変わんねえ!!

ファンヒーターも自動延長ついてなくて朝行ったら止まってたし。

毛布だけじゃさすがに厳しいか・・・?

ちなみに我が家の保温対策はこちら↓

レタス種まきスタート!古い設備でも3月中旬に発芽するのか?!
こんにちわ。 遂に今シーズンの種まきが始まりました!! というわけで本日から定期的に産地情報も書いていきます! 初回の今回は僕がやっている農業の概要と、今年から自分で育苗をするに当たっての試験記録?を産地情報変わり...

 

結果は・・・?

毛布と3時間で消えちゃうファンヒーターでの加温。その結果は???

 

<レタス>

 

<サニー>

 

でてるー(゜∀゜)!!!!!

レタスもサニーも僅かながら芽が出ていました!!

 

ちょっとわかりにくいかもしんないけど、丸いコーティングからピョロッと白いのが出てますよね?これが芽ですわ!

 

あんなに寒かったのに発芽した!!!よかったー。

発芽した2つの理由

でもなんで寒いのに発芽したの?

 

俺もわからん!

だから育苗のプロに聞いてみたよ!

 

というわけで研修時代に苗を外注していた苗屋さんに突撃して聞いてみました!

そして今回発芽した理由は以下の2つのポイントが関係していると思われました!

大切なのは気温ではなく地温

 

種が接しているのは水がついた土(培土)です。

なので気にするべきはハウス内の気温ではなく苗床の地温!

言われてみれば当たり前ですね。。。

 

ハウス内は僅かな日陰やちょっとした高低差でも気温がだいぶ違うらしく、温度計の気温は絶対的な値ではないらしい。

 

特に地温は撒いた水の温度などによっても変わるそうなんですが、大体水の温度は10℃~15℃くらい。

気温を保つというよりは、その水の温度を夜間にどれだけ下げないかが重要らしい。ふむふむ

 

そこで言うと今回やっていた毛布&ストーブ作戦は結構有効で、むしろ苗屋さんも発芽機に入らない分はそれうやって温度を確保していました!

 

なので我が家もハウス内の気温はかなり下がっていたけれど、地温はある程度確保できていたんだと思います。

 

 

レタスは低温に強い

レタスの発芽適温は15℃~20℃と言われていますが、実は結構寒さには強く5℃までは結構活動してくれるらしい。

流石にずっと適温を確保できてはいなかったと思うので、レタスの強さも発芽してくれた理由かなと思います。

 

現在の状況!!!

育苗の状況

さて最初の関門である発芽はクリアしました!!いやーよかった!!

が、まだ気は抜けません。

 

まずは上から覆土!レタスは好光性と言われていますが、直に日光が当たると傷んでしまうそうなのですぐに保水性の高いバーミキュライトで覆土。

 

さらに!重ねて保管しておくと、土から出てきたときに芽が擦れてしまうので平置きにしました。

 

さらにさらに!!保温はまだまだ必要なので上から被覆資材を3重にかけて保温します!

 

さらにさらにさらに!!!上からだけでなく下からも保温!

地面に温度を取られてしまう場合もあると聞いたのでね。捨てるつもりだったラグを敷き詰めてみました。

効果は未知数!

 

ちなみに今日も新たにレタス・サニー・グリーンリーフの種をまきました。

前回よりも積み上げる数を減らして、なるべく下まで毛布で保温するようにしたのと

こちらも下にラグを敷いて下からも包み込むスタイルにしてみました。

 

あとは日中にハウス内の温度が上がりすぎないようにビニールを開けて換気ですわ!!

 

畑の状況

順調にいけば4月中旬~下旬には苗を畑に植え替える作業(定植)が開始される予定です。

それまでに畑の方も受け入れ態勢を作っておかなきゃ!苗を育てるだけじゃないんです!!

 

てなわけで本日は今シーズン初の肥料撒きと耕耘を行いました!

どちらもメインはトラクターでやったんですが、撒く数が少ない肥料は機械だと撒きムラが出やすいので一部は手で撒きました。

久々にがっつり畑仕事したのでちょっと疲れたけどいい感じ!

やっぱ百姓おもれー。

明日は雨なのでトラクターのオイル交換でもやります。

 

んじゃ!

 


農家ランキング

にほんブログ村 企業ブログ 農業へ
にほんブログ村

コメント