さあ!いよいよ12/22(日)にM-1 2019の決勝戦が行われますね!
ってなわけで今年もやります優勝者予想!
昨年は☆霜降り明星 ○和牛で見事的中(?)って感じだったので、今年はズバッと本命から的中させたいところ!!
さらに今年はちょっと予想の方法を変えて4つの視点から分析していこうかなと。
4つの視点?
読めばわかる!!!
それではいってみよー!!
出場者
今年の決勝進出が決まっているのは以下の9組。
- からし蓮根
- ミルクボーイ
- すゑひろがりず
- インディアンス
- 見取り図
- ぺこぱ
- オズワルド
- ニューヨーク
- かまいたち
これに決勝と同日に行われる敗者復活戦の勝者1組を加えた10組で争われます。
敗者復活戦の予想は別の記事でやってます。
「4つの視点」
M-1を優勝するには
- 漫才の技術や純粋な面白さの裏付けとなる実績
- 「M-1」に合った新鮮味のある芸風
- 審査員との相性
- 今大会での勢い
の4つが必要だと考えています。
つまりこの4つのそれぞれの要素の中で上位の評価を得られたコンビが優勝するってことですよ!
まあもう一つネタの順番ってのも大きな要素としてあると思うんだけど、これは当日にならないとわからないので上記の4つの視点から優勝者を導き出したいと思います!
ちなみにこれは今年の審査員でもあるナイツ 塙の著書「言い訳」を参考にして考えました。面白いから読んだほうが良いよ!!
実績
まずは実績。
ここでは過去のM-1大会の実績を中心に、その他の賞レースの実績を鑑みて評価をしたいと思います。
今回はM-1第二期と呼ばれている2015年以降の大会結果を集計しました。
2000年~2010年がM-1第一期、2015年以降がM-1第二期と言われてるよ
決勝進出を10pt、準決勝進出を7pt、準々決勝を5pt、3回戦を2ptとしてポイントをつけてみたところ以下のようになりました。
かまいたち、見取り図、からし蓮根、ニューヨーク
が上位となっていますね。
かまいたち、見取り図は決勝の経験者。芸歴も10年を超えており、実績を見ても確かな実力があることが伺えます。
また他の賞レースでもしっかりと成績を残している点からも、やはり実力上位といって間違いないでしょう。
特にかまいたちはラストイヤー。今年にかける思いも強い気がします。
からし蓮根、ニューヨークは第二期において、すべて準々決勝以上まで進んでいます。
2000年~2010年がM-1第一期、2015年以降がM-1第二期と言われてるよ
決勝進出こそ初めてですが、実力は十分と言えそう。
その視点で言えばかまいたちや見取り図も同じですね。
とくにかまいたちは第二期のM-1ではすべて準決勝以上まで行っていますね。そういった面からも実績はこの中でも頭一つ抜けている言えるでしょ!
芸風
次に芸風。
「M-1」に合った新鮮味のある芸風と表現しました。
実はM-1は大きく3つの点から、他の賞レースと違い特殊な大会だと考えています。
一つ目はネタの制限時間が4分という点です。これは通常の舞台や寄席と比較するとかなり短い。
この4分を上手に使えるかというのがポイントになっています。
となるとなるべく多くボケを入れられる芸風であったり、後半に伏線の回収やネタの盛り上がりどころがあるよう芸風のコンビがM-1にマッチしていると思われます。
二つ目は常に新鮮味を求めているという点です。
M-1で初めて世間に知られて、その後ブレイクする芸人はとても多いです。視聴者も新しい芸人を発掘できることを期待しています。
他で見たこともないような芸風というのも大きなポイントになるでしょう。
三つ目はめちゃくちゃ有名な大会という点です。
お笑いの賞レースでここまで注目度の高いコンテンツは無いでしょう。ともすれば決勝の舞台というのは普通のステージではないはず。
緊張だって他とは比べ物にならないでしょう。
そういった中で普段通りにネタをできるのでしょうか?
否!!!
ネタが飛んだり、噛んでしまったり、思ったよりウケずにリズムを崩してしまったりと様々なアクシデントが予想されます。
そういったアクシデントに柔軟に対応できるような芸風。つまりコント風漫才ではなく、しゃべくり漫才のほうがM-1向きと言えるのでないでしょうか。
以上3点を踏まえてピックアップする芸人は・・・
インディアンス、見取り図、ぺこぱ です。
インディアンスはネタ中に小ボケをガンガン入れてきます。とにかくボケ量が多い。
それでいてネタの大筋がずれておらず、かつアドリブのようなボケも多いため同じネタでも飽きません。
ボケの田淵のキャラも居そうでいなかった「うるさ型」なので他ともかぶらない。
M-1にかなりあっている芸風だと思います。
見取り図は正統派のしゃべくり漫才。漫才全体を使った抑揚の付け方は見事で、ボケの量も多めです。
新鮮味という意味では初出場組に劣る点はあるかもしれませんが、ただしゃべくり一辺倒という芸風ではないので問題ないでしょう。
ぺこぱは今年のおもしろ荘でも優勝している新鋭。
ツッコミというか独特の言い回しで肯定するような芸風は唯一無二で、発明ともいえると思います。
過去オードリー、スリムクラブ、南海キャンディーズ、メイプル超合金、トムブラウンといった優勝できなかったけど知名度を上げた芸人たちに共通するような新鮮味を感じます。
審査員
次に審査員です。
今年も昨年と同じメンバーが審査員となりました。
偏りが無くていいメンバーだ!
昨年の審査内容やコメントを振り返ると全体的に「下ネタ、自虐ネタ、暗いイメージのネタ」というのはなかなか評価につながらない印象を受けました。
個別で見ていくとオール巨人、中川家礼二、サンドウィッチマン富澤は採点のブレが少なく、笑いの量に応じて高得点になっていました。
松本、立川志らく、ナイツ塙は結構採点に幅がありました。
特に志らくは新鮮味を重視するタイプなので先に上げたコンビの採点には注目です。
昨年物議を醸した上沼恵美子ですが、採点のブレは大きいものの笑いの量に比例したような採点になっていました。オール巨人や中川家礼二と似たような採点基準ではないかと思います。
審査員については去年のまとめた記事も参考にどうぞ。
つまりどのコンビが審査員ウケが良いの??
正直わかりません。。
ただ!採点に注目すべきコンビは・・・・
すゑひろがりずとぺこぱです。
すゑひろがりずは2002年のテツアンドトモ以来の小道具持ち込みコンビとなります。
当時テツアンドトモは「漫才と言われると微妙・・・」という審査員が多く、点数が伸びませんでした。
すゑひろがりずはテツアンドトモよりは漫才に近いですがどう評価されるか。10年以上の時を経た今M-1の本質的な部分に変化があるのかどうか採点に注目が集まります。
ぺこぱはさっきも上げた通りかなり新鮮味のある芸風なので、ハマるとデカいと思います。
なにより1回戦から応援し続けているコンビなので個人的にめっちゃ注目してます。
勢い
最後は勢い。
去年の霜降り明星にも勢いがありました。またM-1は幾度となく敗者復活枠からの優勝という歴史があります。
M-1を優勝するに当たって「勢い」はとても重要だと思います。
今勢いがある芸人はこの中で誰なのか?
それは非常に難しい問題です。
が!!!!
今大会で配信されたすべてのネタ+準決勝を観覧してきた感触から3組を挙げたいと思います。
今年勢いがあるコンビは・・・・
ミルクボーイ!
インディアンス!
オズワルド!
ミルクボーイは今大会でとにかくウケてる。同じネタやっててもウケてる。
今年は他の賞レースでも成績を残しているし、勢いに乗っているコンビでしょう!
インディアンスもミルクボーイに負けず劣らずウケてた。賞レースだけじゃなく地上波でもよく見かけるようになったし、勢いだけでいったら今年No1な気がします。
オズワルドも今大会でウケてた。
特に関東芸人でしゃべくり漫才をやってあそこまで受けるのはすごい。
気持ちの乗せ方というか、ツッコミの見せ方が上手い。
本当は芸風の所でも取り上げたかったんだけどアレもコレもになっちゃうかなと思ってやめたんだよね。それくらい見どころのある芸風だし期待もしています。
まとめ
いかがでしたか?
4つの視点から見た注目芸人をおさらいしてみましょう。
おお。なんか上手くバラけてるな!狙ってないよ!
それほど今年は混戦って事かもね!
優勝するのは・・・・?
今までの分析を踏まえて予想しました。
ズバリ!!今年のM-1優勝者は・・・・・とその前に。
散々やってきたこの分析ですが、実は大きな落とし穴があります。
そう。
敗者復活枠です。
今年の敗者復活枠は実績を見てもM-1上位勢がウヨウヨ・・・
さらに敗者復活を勝ち上がって勢いを着けてきたら、そのまま優勝なんて話も全然あると思います。
むしろ巷では和牛やミキといった敗者復活枠に期待する声も多数・・・
そんな敗者復活枠を踏まえた今年の予想。
ズバリ!今年の優勝者は・・・
・
・
・
インディアンス
だと思います!
やはりあの芸風と今の勢いはM-1においてかなり追い風になると思います。
怖いのは敗者復活枠ですが、何とかしのぎ切ってもらえればと思います!
ちなみに印はこんな感じ
◎インディアンス
○敗者復活枠
▲かまいたち
△ぺこぱ
☆ミルクボーイ
いかがだったでしょうか?
色々予想をしながら見るというのも賞レースの楽しみ方の一つですよね。
あくまで個人が楽しみながらやってる予想と思って見ていただけたら幸いです。
んじゃ!
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